宮崎県のマンゴー

宮崎マンゴーは、アーウィン種です。

今やマンゴーの産地として有名な宮崎県ですが、その歴史は浅く、1985年から始まりました。

沖縄から持ちこんだマンゴーがきっかけとなり、宮崎でも栽培の研究が始まりました。

マンゴーには炭疽病(たんそびょう)という黒い斑点が出る病気があり、栽培を始めたばかりはそれらの病害に悩まされてまったく売り物にはならなかったそうです。

何度も試行錯誤を繰り返すうちに栽培方法を確立していき、栽培する農家も増えました。

宮崎マンゴーといえば、完熟マンゴーが有名です。

その中でも最高級の「太陽のタマゴ」は、ブランド力も手伝って大人気です。

太陽のタマゴは、宮崎県産のマンゴーの中でも重さ350g以上、糖度15度以上の基準をクリアしたものだけに付けられるブランド名です。

果実は完熟すると、木から落ちてしまうため、果実に傷が入ってしまい売り物にはなりません。

しかし、ネットをかぶせることで、地面に落とすことなく完熟した実を収穫することができます。